国語教育専修
私は ほんとうに 私の言葉通りに
考えていたのだろうか
ほんとうの私を 言えるのだろうか
私は 沈黙を抱いて 眠る
言葉を育てるために
人間は、言葉とともに人間であり、言葉から逃れて人間であることはできない。我々は言葉によって、生きる日々を意味あるものとし、何とか生き延びているといってもよい。しかし、その意味は必ずしも明確なものでもないし、言葉が邪魔をして、混乱することもある。それでもなお、我々は言葉を捨てるわけにはいかない。言葉がもたらす重荷をあえて背負込むことによって、初めて我々は言葉の豊かさを手に入れることができるのである。 言葉の手強さと向き合い続ける胆力を身につけ、次世代に受け渡すべき事柄を模索する場所、<聞く・話す・読む・書く>の領域を通して日本語の可能性を探求し、考える楽しさを分かち合う場所、それが国語専修である。
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